システムチューニング・性能対策
株式会社キオラは、深い経験に基づいた技術を駆使し、広い視野にてお客様の希望を理解し、洗練されたシステムをお客様へご提供いたします。
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3階層システムにおけるシステムチューニング
業務システムに最も多い「3階層システム」(webサーバ・apサーバ・dbサーバ)のチューニングを行います。
基盤~ネットワーク~ミドルウェアまで精通しているからこそ、全体システムチューニングが可能です。
サーバー性能、ネットワーク性能、DB性能、アプリ性能、現在の業務システムにおいて最も大切なのは各性能バランスです。 サーバーだけ性能が良くてもシステム全体としては、レスポンス遅延や最悪はシステム障害に発展します。
現在のように多様化したOS、DB、言語では一貫した設計を行えるエンジニアが少なくなりました。
キオラのエンジニアは各システムの特性を理解し正しいパラメータを与えることが可能です。
性能対策
・性能対策/高負荷対策
キオラの性能対策は基本に基づいて進めます。
①レスポンス試験、各業務処理のレスポンスを確認します。(単体処理時間計測)
②同様にレスポンス試験中の各サーバのCPU、MEMORY、プロセス、ネットワークの状況をモニタリングします。
③単体処理時間計測においての目標レスポンスに届かない場合はボトルネックポイントを探します。
④ボトルネックの発見方法は様々ですが、サーバ内ログ、アプリログ、DBログ、ネットワークログ・・・答えはどこかに潜んでいます。
⑤単体処理のレスポンス試験にクリアすると並列処理試験(高負荷試験)を行います。
⑥性能対策の中でも最も難しい分野です。単体処理中のサーバーの状況をベースにして並列処理を行った場合のボトルネックを発見します。
言葉に書くのは簡単ですが実際の開発現場でボトルネックの発見は非常に難しくかなりの経験を要します。
性能対策は全て、仮定と証明に基づき進められます。
ボトルネック 内容 対策 CPU CPU負荷
CPUのUsageの波形から正しくCPUを割り当てられているかカーネルパラメータ、ユーザパラメータ、処理(PG)の見直し メモリ メモリ負荷
メモリUsageから正しくメモリを使用できているかカーネルパラメータ、ユーザパラメータ、処理(PG)の見直し Disk I/O負荷
処理中にswap out等が発生していないかカーネルパラメータ、ユーザパラメータ、処理(PG)の見直し ネットワーク N/W負荷
ネットワーク帯域に問題はないかカーネルパラメータ、ユーザパラメータ、N/Wの見直し ネットワーク CPU負荷・N/W負荷
スレッド・セッション数は設計通りかカーネルパラメータ、ユーザパラメータ データベース CPU負荷
クエリの返答は正常値内かクエリの見直し、インデックス追加等 データベース CPU負荷・I/O負荷
データは正しく更新されるか排他処理の見直し、クエリ見直し
これらの複雑な連携関係を理解し正しい対策を行わないと高性能は得られません。
キオラだからこそできるチューニングの真髄はシステム(各機器)を正しく使用する。というなんでもない当たり前のことです。